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伝統的なチミチュリソースのレシピ(本格レシピ)
伝統的なチミチュリソースのレシピ(本格レシピ)
チミチュリはアルゼンチン料理を象徴するソースで、特に有名なアサード(アルゼンチンのバーベキュー)でグリルした肉に添えて楽しまれます。フレッシュで香り高いソースで、赤身肉や一部のグリル野菜の風味を引き立てるのに最適です。
材料(約1カップ分)
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中くらいの新鮮なパセリ1束(洗ってよく乾かし、細かく刻む:約1カップ)
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新鮮なオレガノ 大さじ1〜2(細かく刻む)
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新鮮なニンニク 3〜4片(すりおろすか細かく刻む)
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青ネギ(万能ねぎ)2本(薄くスライス)
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赤ワインビネガー 大さじ3
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味のクセが少ない油(ひまわり油またはぶどう種油) 大さじ4〜6
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塩(細かいもの)適量
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黒コショウ(挽きたて)適量
作り方
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ハーブと野菜の準備
パセリ、オレガノ、青ネギはよく洗い、不純物を取り除きます。清潔な布かキッチンペーパーでしっかり水気を取って、ソースに水分が入らないようにします。鋭い包丁でパセリとオレガノを細かく刻み、葉を潰さないように注意します。青ネギは薄切りにし、ニンニクはすりおろすか細かく刻んで香りを引き出します。 -
乾いた材料を混ぜる
ボウルにパセリ、オレガノ、青ネギ、ニンニクを入れてやさしく混ぜ合わせます。 -
ビネガーの追加
赤ワインビネガーを加え、酸味が全体に行き渡るようによく混ぜます。 -
油を加える
味のクセの少ない油を少しずつ注ぎながら、絶えずかき混ぜてなめらかで均一なソースを作ります。 -
味付け
塩をたっぷり(約小さじ半分、味を見て調節)加え、黒コショウもお好みで加えます。チミチュリは味がしっかりしているけれど、塩辛すぎないのが理想です。 -
なじませる時間
常温で最低30分、できれば1時間ほど置いて味をなじませます。前日に作って冷蔵保存し、食べる前に常温に戻してもよいです。
伝統的な使い方
チミチュリはアルゼンチンのグリル肉(ステーキ、リブ、ソーセージなど)によく合います。また、調理前のマリネやグリル野菜のソースとしても使われます。
重要なポイント
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ハーブを加熱したり潰したりしないよう、ミキサーやフードプロセッサーは使わないこと。自然な食感を保ちます。
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オリーブオイルは風味が強いため、伝統的なレシピではあまり使われず、クセの少ない油が推奨されます。
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オレガノは必ず新鮮なものを使うこと。
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唐辛子、レモン汁、その他の伝統外の材料は加えません。
参考文献
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『Cocina Argentina』María Rosa Gallo著(Solar出版社、1994年)— アルゼンチン料理の定番書籍で、伝統的チミチュリのレシピを収録。
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『The Food of Argentina』Maria Guinand著(2001年)— 詳細な説明と本格的なレシピ。
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アルゼンチンの料理雑誌『Revista Cocina』の記事や伝統的なアサードに関する文献。
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アルゼンチンの地方料理の専門シェフによる証言やデモンストレーション。